2020年3月8日日曜日

【探検、学習】小堀谷鍾乳洞、根堅鍾乳洞(2020/02/01)

活動内容:小堀谷鍾乳洞、根堅鍾乳洞、その他
場所:静岡県浜松市
日程:2月1日(日)
参加者:稲垣さん(洞窟仙人)、たたみんさん、マサさん、中西さん、ゆーかちゃん、おざわ
使用車両:稲垣カー・たたみんかー・中西カー・おざわカー
会計:なし
グルメ:浜松餃子
電波: 洞窟内でも電波アリだったような気がする。
注意点: 特になし


はじめまして、おざわと申します。
JETでの初めてのブログとなります。
あまり専門的なことは書けませんが
よろしくお願いします。

=========以下日記本編==========

JETの正式な入隊は覚えていないが、
1年、いや、半年も経っていない頃、

マサさんから

「中国の水墨画みたいな山に住んでいる風(ふう)の
 洞窟仙人と今度洞窟行くんだけど、
 良かったらおざわ君も来ない?」

とのお誘いがあった。

中国の水墨画みたいな山に住んでいる風(ふう)の洞窟仙人!?

こんな情報量の多いパンチある一文は久しぶりだ。
どこからツッコんでいいのか分からないくらいに
いろいろな情報が詰め込まれすぎている。

もちろん返事は

「YES」

いち探検家として、
いや...ひとりの人間として、
この洞窟仙人に会わないという選択肢を選ぶにはまだ若すぎる。

むしろこの日は「洞窟に行く」というよりも、
「洞窟仙人に会いに行った」と記載した方が、
当時の自分の感情的に正しい気がする。

それだけ僕の中での「洞窟仙人」というワードは
強力なものだったのだ。


もとより、吉田勝次隊長に憧れてこのJETに入隊したのに、
このチームには隊長をしのぐ「仙人」がいるなんて。

この期待値はとてもじゃないが計り知れない。
探索当日の僕は、夏休みを目前に控えた小学生男子のような気持ちで
浜松に乗り込むのであった。


【2020/02/01明朝】

僕は神奈川からマイカーで
浜松に行く予定だったのだが、
急遽マサさんから、

「もう一人関東からJETの女の子(ゆーかちゃん)も
 浜松の洞窟探索に参加したいとのことだから、
 一緒に乗せてきてもらっていい?」

と、ちょっとしたおつかいを頼まれた。

ゆーかちゃんとは初対面。
初対面の女の子を乗せて神奈川から浜松までの3時間ドライブとは...


これはあれだ。

「話題が尽きないように
 あれこれいろいろ話題を提供しなければ!」

といった万策を講じるつもりだった。


ただゆーかちゃんは予想に反し、
僕の車に乗るとすぐに爆睡した。

かなり早い段階でまぶたを閉じたまま、
目的地に着くまで二度と起きることはなかった。

どんなにスピードを出そうが、
車体がぐらぐら揺れようが、
僕がトイレ休憩に行こうが、
まったく起きる気配はない。

寝息は聞こえるので生存はかろうじで確認できたのだが、
とにかく、探検家としての貫禄はもう横綱クラスであった。


【2020/02/01 9:00】

静岡県浜松市にある根堅遺跡の駐車場に全員が集合。

僕らだけ30分遅刻。

ゆーかちゃんは目的地についても
一向に起きる気配はなく、たたみんさんに

「おみゃあいつまで寝とるんじゃ」とたたき起こされ、
そこで本日初めて太陽を目の当たりにした。


======以下人物紹介(探索とは関係ないので興味ない方はスルーしてね)======

集合場所で初めて洞窟仙人の稲垣さんと会う。
話を聞くと初めて洞窟に入ったのは中学2年生、
洞窟歴は圧巻40年の匠。

風貌はというと、
これほどまでに「仙人」という言葉がピッタリな方に、
僕は今まで会ったことがない。

それほど、「仙人」という言葉が似あう方であった。

なんでも、以前は水中でう○こをして、
それが拡散しないように上手に水中で回収するというトレーニングを
ぼにゃさんという方と一緒に行っていたらしい。

世の中はまだまだ知らないことだらけだと痛感させられた。


そして、その横にいたのがたたみんさん。
たたみんさんともこの日初対面であったのではじめまして。


たたみんさんのJET歴も折り紙付きで、
数々の修羅場を潜り抜けっているのが即座に分かった。

そして、話を聞いているうちに
外見はとてもおだやかそうに見えて、
かなり武闘派であることも分かった。
   ・・・

とにかく、頭からお尻まで話す会話すべてが面白い方であった。


そして、今回の探索の企画者であるマサさん。

すごく常識人。

話もとても分かりやすく、
個々の個性が強すぎると予想されるJETには
必要不可欠な人材であるに違いないことであろう。

いかに洞窟に理解のない奥さんを説得しながら
活動するにはどうすればいいかについての秘訣を
いろいろと教えてくれた。

いろいろと苦労されているようだ。


そして、これまたはじめましての中西さん。

僕と年齢も近く、
ほぼ同じタイミングで入隊したので
勝手に同期だと思っている。

すごくひょんなことから
JETに入隊したエピソードを持っていて、
吉田さん家と家がかなり近いらしい。

おニューのケイビングスーツが羨ましかった。


そして先ほどまったく起きなかったゆーかちゃん。

某大学の探検部の女の子。
一度寝たら何が起ころうとも起きない。


前日、猛吹雪の雪山にいたらしく、
帰宅した直後、家にも帰らずその足で僕の車に乗り込んだから、
という理由で眠たかったらしい。

「若い」ってすばらしいなって思った。

JETに入隊するために、
いきなり吉田隊長にDMを送って今に至るらしい。


======以上人物紹介======


さて、このメンバーで最初に向かったのが

小堀谷鍾乳洞





歩道もしっかり整備されているため
着替えるまでもないと踏んだたたみんさんは
私服に長靴という田植えスタイルで洞窟に入っていった。

 中はこんな感じ
 ↓  ↓  ↓




ここで洞窟仙人の稲垣さんが

・洞窟の起こり、成り立ち
・洞窟を形成する成分
・洞窟の生物たち
・なぜ中の温度は一定なのか

などなど、
丁寧に教えてくれた。

マサさんはこれを
「稲垣塾」と呼んでいたが、
確かにそうだ。

とてもタメになる洞窟の話を
一切の金にもならないのに
こうして僕たちに教えてくれるのだ。

JETすげえ!本当すげえ!
活動だけでなく、知識も伴っている。
このチームは、大いに成長できるぞ!
いろいろ吸収しよう!

僕はそう、確信した。

ところどころでたたみんさんが
誰が聞いても分かる嘘を交えての
「稲垣塾」は、最高のまま終了。

と同時に、

「稲垣さん、すごいな...
 この人はいったい何者なんだ
 (知識が凄すぎて)」

という疑問も肥大化していった。


稲垣塾の様子を捉えた貴重な写真
 ↓  ↓  ↓  ↓



その次に向かったのが、
名前を忘れてしまったが、
とても面白い洞窟でした。

この洞窟で、すごく狭い道があったので、
頑張って通過した時の動画です。
↓  ↓  ↓


閉所恐怖症を患っている僕にとって、
こういう細い通路はPTSDを発症しかねません。

ただ、ゆーかちゃんと中西さんはスルスルと簡単に進んでいました。

どうやらこのような細道は、
体つきも大きく影響するようです。

稲垣さん曰く、

「ここの通路は、
 技術よりも精神の強さの方が大事」とのこと。

また、

「最上級に狭い道を10とすると、
 今回の通路の狭さは6~7くらい」

とも言っていた。

この言葉には内心ホッとしたものである。

「こんな道、1だよ1。
 狭いと思うこと自体間違ってる」

こんな風に言われたら、
引退の2文字が脳裏をよぎったことであろう。

そうか、この通路は狭かったんだ!
やっぱりそうなんだ。仙人が言うんだから間違いない!
ということで、とにもかくにも僕は大きく安心したのだった。

ちょろいものである。


ただ、ドラクエなどで
洞窟で闘う描写などがあるが、ありゃ無理だよね。
こんな細道では闘えるわけがない。

体がつまっているところを
スライムにボコされておしまいだ。

あれはあくまでファンタジー。
勇者も一度是非、体を詰まらせてほしい。


無事(?)狭い道の新人研修を終えた僕たちは、
稲垣さんお墨付きの浜松餃子のお店でお昼を食べた。


昼食は2組に分かれ、
僕のテーブルには

・たたみんさん
・稲垣さん

が座った。

今日会ったばかりの僕でもわかる。
この2人のキャラは濃い。とにかく濃い。

食の細い人だったら間違いなく吐いてるだろう。
そのくらい濃い。

そんな二人と食べたラーメンと浜松餃子は、
すごくおいしかったし、話してくれる内容がすべて面白くて、
いい意味で話しているのがしんどかったほどだ。

JETが起こしてきた珍ハプニングや
洞窟での危なっかしい話、
たたみんさんの隠しきれない武闘派色の濃い話など
とにかく最高だった。

そんな感じでおなか一杯になったところで、
新たな洞窟へ足を運びます。


名前は伏せます。



すごく特徴的な岩のキッチン戸棚がありました。

ここでも稲垣さんのセミナーが開催され、
洞窟や地底湖のあれやこれやを学びます。


稲垣さんはここを
潜水で先に進んだことがあるとのこと。

仙人の話す洞窟の豆知識は
合コンではウケないかもしれないが、
探検家のソウルを持った僕たちには
とても響いた。


片耳にイヤホンを指して説明を聞く
観光鍾乳洞のリアルボイスVerを想像してみてほしい。
稲垣塾とは、なんとも贅沢なものである。


ただ、たたみんさんかマサさんか
どっちが言ったのか忘れたが、

稲垣さんが新しくJETに入った方に
いろいろ洞窟について説明したいから
少しだけ時間をちょうだいと言って、

そのまま4時間も洞窟から出てこなかったらしく
吉田さんが「なげえ」とブチ切れた逸話があるとのこと。

4時間...凄すぎる。
さぞ濃密なセミナーであったに違いない。


この洞窟を最後にたたみんさんは
「カーリング(?)があるから」と言って
帰っていきました。


たたみんさんが帰った後、
僕たちが最後に向かった洞窟が、
根堅鍾乳洞。

入り口がこれです。
↓  ↓  ↓


立っているのがマサさん。
お尻がボロボロなのは男の勲章のようだ。


実はこの洞窟でちょっとした事件が起きました。

僕はこの洞窟に

・GoPro
・8,000lmの懐中電灯
・ハウジングで包んだカメラ

の豪華3点セットを持ち込んだのだが、
とにかくこれが邪魔で仕方がなかった。

基本的に洞窟内では
いかに身軽になるか。

これがかなり重要らしく、
この3つのバリューセットは
今回の洞窟活動の大きな弊害になった。

本当に邪魔で、何度も粉々に砕いてやりたくなったが、
そこをぐっとこらえて頑張って持ち運んだ。

というオチのない事件でした。


最後はみんなで記念撮影を撮っておわり。

なぜたたみんさんがいるうちに
集合写真を撮らなかったのかは疑問であるが、

僕たちの心にはしっかりとたたみんさんの存在が
深く刻まれているので、ノープロブレム。


根堅鍾乳洞から出終わった後、

稲垣さんに
「僕が持っていた3種の神器が
 いかに邪魔だったか」を
話していると、

こう答えが帰ってきた。


「君はまだ地上の動きをしているね」

ということらしい。

つまり、持ち物が邪魔だうんぬんかんぬんなんて
言い訳でしかなく、今はもっとがむしゃらに経験を詰め

ということを言われたんだと解釈した。

こうして無事、誰も息絶えることなく
浜松の豪華洞窟4点盛りは大盛況の元
終わりを迎えることとなった。


帰り道も行きと同じく
ゆーかちゃんは早々に目を閉じ、

そこから関東に帰るまで
二度と目覚めることはありませんでした。

おしまい。

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