2019年10月30日水曜日

【SRT訓練】200mハツカネズミと基本技術(2019/10/22)

【SRT訓練】200mハツカネズミと基本技術

活動内容:SRT訓練

入洞洞窟:なし
場所:地球探検社訓練施設(愛知県一宮市)
日程:2019/10/22(火・祝日)
参加者:小川かよ、久保ゆうか、鎌田あゆみ、ちかの、吉田(オブザーバー)
協力:なし
使用車両:N.A.
会計:施設使用料500円
宿泊:なし
グルメ:とんかつたる蔵
電波:WiFiあり
記録:ちかの


11月のラオス竪穴遠征に際して、200mロープを登り続ける、【200mハツカネズミ訓練】をやりたいと、小川かよがわざわざ広島から日帰りでやってきた。

SRT基礎訓練中の、久保ゆうかも、練習したいと言って、東京から高速バスでやってきた。

鎌田あゆみは、わざわざ監督のために参加してくれた。ありがとう。

・200mハツカネズミ
 1時間ほどで完了。ペースはゆっくりだが、休むことなく遂行した。

そのほか、ラオス遠征についての連絡事項や、打ち合わせなどを行った。

久保ゆうかは、通常の昇降はできているが、まだまだ不慣れ。
ノット越え、リビレイ通過、ディービエーション通過を練習。次回こそは、オンロープレスキューに進みたいが、遠方だし、学生だしで、なかなか機会が得られない。
SRT2の関連ページをコピーして渡し、自主練を薦める。
近くの大学と合同で練習するのもいい。
とにかく練習あるのみ。



2019年10月4日金曜日

【竪穴訓練】秋吉台合宿(2019/9/30-10/1)

活動内容:竪穴訓練

入洞洞窟:入見穴見戸の穴・椿穴
場所:山口県秋吉台
日程:2019/9/30(月)、10/1(火)(ど平日)
参加者:近野さん、いのっち、かよ/特別参加?よいよいのヤッスー
協力:秋吉台科学博物館様
使用車両:ヤッスーCar、かよハイエースくん
会計:ヤッスー。ひとり2700円ぐらい?
宿泊:秋吉台オートキャンプ場 
   車一台&テントひと張 5000円+ゴミ代1000円 AC電源、BBQ台、流し台つき。
   入ってないけど目の前にトロン湯温泉や景清洞あり。
グルメ:BBQっぽいこと
電波:入見穴見戸の穴は車道でぎりぎり・椿穴は洞口でもOK
記録:かよ




プロローグ

「私を竪穴につれてって❤
しかも、経験したことのないシビれるやつに。」

近野さんにそう言ったのは、たしかに私である。
私ではあるが、なんであんなこと言ってしまったんだろう。

一本のロープにぶら下がり、私は激しく後悔していた。


「そんな怖いことして何がたのしいの?なんで行くの?」

幾度となく人に問われてきたが、今回その事を何度も何度も自分に問う羽目になるとは
おねだりした時点では思わなかったのだ。



2019/9/30(月) 一日目

 9:00 秋吉台科学博物館に集合
  近野さんは、いのっち&ヤッスーの奈良組と相乗りで。私はハイエースで。

  いのっちはJETに入隊して初めての参加!
ケイビング連盟奈良支部の人で、一緒にSRTの訓練をしたことがあり、久しぶりの再会だった。

そうだ竪穴デビューも井倉上の穴で一緒にしたんだった!
そんなこともあって親近感をもっており、JETに入隊したと聞いた時は同期ができたようでうれしかった。


ヤッスーはいのっち&ちくちゅーと共に奈良でよいよいなんちゃらを運営しているガイドさん。

彼はガイドとしての見聞を深めるために博物館や観光洞をまわるそう。
えらいな~。と思ったら実はSRTのテストもパスしてるけど、高いの怖いからだって。
意識は高いのか低いのか。(・.・;)

同じく彼とははじめましてのはずの近野さんの口ぶりから
何となく彼はネタが多いように感じたが
ここからは別行動なので夜を楽しみに一旦お別れをした。

 数日前に手に入れたばかりのハイエースに3人分の荷物を積み込み、私の運転で出発です。

ちなみに人と共用の車なので毎回出動できるとはかぎりませんが・・・。
さっそく大活躍のハイエースくん♪

いつも気を利かせてアレコレ教えてくれる、まささんからの案内メッセージを頼りにすすむ。
未舗装の細い山道をガンガン走る!
尖った石灰石がごろごろしてるボコボコの道。

ひええええ!!これパンクするんちゃうか?!

まだハイエースのお金、
一円も払ってないのに・・・!!




もうずっと電波もギリギリなので、
切れちゃう前にと近野さんが博物館に入洞連絡をしてくれた。

何とか車を停める場所をみつけて出動準備→いざ登山!!

ビビりながら覚悟をきめて登り始めたが、
近野さんがあっという間に洞口をみつけてくれた。さすが…💕

入口は横穴で、何となくイメージしてたよりは大きく感じた




11:30 入洞

入見穴見戸の穴[いりみあなみどのあな]

ドレミファソラシドみたいで、どこで区切っていいのやらと思っていたら
「入見」にある「穴見戸」という「穴」なんだって~。

リギングは近野さんがしてくれる。
未だ竪穴の経験が浅く役立たずな二人は見守るのみ。

 なんだかトリッキーなリギングみたいだった。

縦横複合のこの穴は、ちょこちょこ鍾乳石もみれたり
途中では二段ベッドのような楽しい空間も!

チムニーでおりる狭いとこでは縦装がひっかかってアワアワしたり。
最近、溶岩洞続きだったから石灰洞は変化に富んでてたのしい♪


縦部分も経験の浅い者としてはけっこう高さのある穴で、
どきどきしながら何とかクリア。


第5ピッチまでいったのか?
キリのいいところまで降りたら時間がギリギリだったのでさっさと登り返して脱出することに。

なかなか二人が出てこないなと思ったら帰りにいのっちは挟まってしまい格闘していたらしい💦



19:00 出洞

「おなかすいた~!肉~~!!」
わーわーいいながら暗い道を走る。

それにしてもだよ、すっかり運転を私任せのお二人さん。

まだ知らないのである。
私は友人間では有名な方向音痴のおっちょこちょいなのに・・・
手に入れたばっかの乗りなれない車でテンパッてるのに--!

もっと私を疑ってくれー!!と懇願し、
みんなでナビをみながら何とかキャンプ場に到着♪

待ちに待った肉タイムです❤

すると!
そこで待ってるはずのヤッスーがいないではないか!!


そう、ここは秋吉台家族旅行村

予約してあるのは秋吉台オートキャンプ場

まったく別の場所でした~★


運転手の私と助手席のいのっちもわるいが、
予約してくれた近野さんまで違う場所を目指していることを気付かなかったのだっ!
三人もいて気づかんとはどゆこと~~w😂

ハラペコMAXで思考回路が停止した3人は
さらに15分かけて無事オートキャンプ場についたのでした。。。

さあさあ、今度こそ洞窟以上に楽しみにしていたBBQ!!
肉と酒の時間です❤


最寄のスーパーは19:30までだったので、ヤッスーが気を利かせて買い出しをしてくれていた。
…が!なせか買っていたのは焼きそばと細切れ肉が中心!!

どうやらBBQをすることをしらなかったらしい。
なぜだ~ヤッスーよ~~ww
こちらは近野さんが事前に買い出ししてくれていた食材。
今回は申請から装備の準備に片付け、リギングまでフルコースで近野さん!頭が上がりません。



みんなさすがの手際のよさ。各自てきぱきと準備をし、そそくさとカンパイ♪
男性陣が焼きそばやプルコギみたいなの作ってくれておいしかった。
炭水化物と肉がしみわたる~❤(温泉は20時までなので断念)



2019/10/01(火) 二日目

 7:00 起床&準備

さて、昨日別行動だったヤッスーがなにをしてたかというと。





パンクしていた。




9:00 活動開始
今日もお世話になります、近野先輩💕

椿穴[つばきあな]

かわいらしい名前とは裏腹。洞口すぐにリビレイがあるものの
そこからはまっすぐ下に向かってドーーーーンと底までワンピッチ!!
90mの竪穴なのだ。


引きつった笑顔。



もうこの時点で帰りたかった。
高いのまったくダメで、ジェットコースターの類もお化け屋敷も大嫌い。
お化け屋敷は関係ないか…。

…なのになんでこんなことを志願してやっているのか?
そりゃもちろんステップアップのためである!負けるな私!!

100mのロープは重い。

たくしあげながらすこしずつ降りて行くが、底に着くまでアンカーなしで
一本のロープのみに命をあずけるという行為は、
今思い出しても心臓がキュッとなる。

手に汗かく。
呼吸もあがる。
ドキドキする。


トラウマになっとるやんけ…。



底までつくと、なんだかくさい。
あたりを見ていた近野さんがちいさく「わっ!カエルが死んでる」と声を上げた。

近野さんともあろう方がカエルの死体ごときでどうしたんだろ~?
と見てみたら、手のひらはあろうかというでっかいカエルだった。
そらくっさいわ!!

しかも近くにはまあまあのサイズのヘビの死体まで。

いったいここで何があったのか?
カエルにとってはまさに地獄の底であったろう…。

いのっちも降りてきたのでさらにその下をフリーで降りて確認。
臭いしさっさと出ようということになった。
上りはうっかりするとビヨンビヨンして、これまた生きた心地がしない。



何度もやめたくなったが
やめたところでなんの解決もしない。

また気持ちを奮い立たせて登る。

パニックになりそうな自分と隣り合わせで何とか上まで登りきることができた…。






デリギングはいのっちが初挑戦。
お疲れ様でした!



みんなと話すと、
全員が「なんでこんなとこに来たのかの後悔」「なんとか登らずに終わる方法はないか」がもれなく頭をよぎったという…。

そんな極限の状態だったにも関わらず
終わったら「楽しかったね~♪」と笑顔で言ってしまうのだった。


自覚していたけど、やっぱり変態の集まりだと思ったのでした!

おわり。









2019年10月2日水曜日

【活動・測量】第5回かんむぎプロジェクト てんご穴測量(2019/9/23)

活動内容:測量

入洞洞窟:てんご穴
場所:岐阜県山県市
日程:2019/9/23(月・秋分の日)
参加者:吉本、おかざ、近野
協力:洞口地主様、地元自治会長様
使用車両:吉本カー、おかざカー、近野カー
会計:なし
宿泊:なし
グルメ:なし
電波:円原の伏流水の手前で不通になる。美山支所付近で連絡しておくほうが良い。
記録:近野

果てるとも終わらない測量の日々。
とうとうプロジェクトリーダーの縣さんが脱落した『第5回かんむぎプロジェクト』。
測量隊3名が、とにかく1㎜でも測量を進めようと集まった。


①支洞のループを追加測量
②支洞のスケッチ見直し
③支洞 前回の測量残しの処理
④本洞の測量続き


午前8時 カギを借りに行く
午前10時ごろ 入洞(雨がひどく、しばらく入山を渋ったため)
午後18時 出洞
午後18時半 カギを返却(蛭のさされた痕は、たばこの葉をつけると効くと聞く)

出洞後は、製図の方針についてと、次回の日程を話し合った後、解散。
・UIS記号と整合していないTopoDroidの記号の処理⇒凡例を作る
・イラレ/InkScapeでのデータの作り方のクセの違い:レイヤー作る?線の色?
・図面が複雑で作業分担が困難。スケッチした人が製図を進める。
・どこかのタイミングで、集まって作業し、悩んだところを共有/解決して進めたほうがいい

蛭多数

第5回までの進捗をおかざがまとめてくれました
もう図面あるのに何で測量してるの?という素朴な質問への回答はこちら
第4回かんむぎプロジェクト てんご穴測量(2019/7/14-15)

簡素な報告にて失礼いたします。
近野