2019年12月25日水曜日

【活動・測量】てんごの穴測量 第7回かんむぎプロジェクト(2019.12.22)

活動内容:測量

入洞洞窟:てんご穴
場所:岐阜県山県市
日程:2019/12/22
参加者:鎌田、おかざ、石井、近野、あがた
協力:洞口地主様、地元自治会長様
使用車両:鎌田カー、おかざカー、あがたキャンピングカー、ちかのカー
会計:なし
宿泊:なし
グルメ:なし
記録:近野

恒例となった、てんご穴測量です。

8:00 商工会美山支所 集合 ⇒ 地主さんにカギを借りる

地主さん
「今日は、洞窟の中は、水が少ないだろうねぇ。
 ここ2日くらいは冷え込んだけど、それでも例年より暖かいねぇ。
 夕方から雨だよ。」などと世間話。
18:30ごろカギを返す約束をして、辞する。

8:15ごろ 円原伏流水付近の宝谷鉱山跡の前で、あがたキャンピングカー訪問

 前夜に、坑道を探検した話を聞く

9:00ごろ 出発
10:00ごろ 入洞

洞内は、地主さんの予想どおり、水が少ない。全体に水気の多い穴なので、水たまりだった場所は泥たまりになっている。洞内の空気の流れも少ない。

あがたさんは、測量しない。
てんご穴の上に位置する「あがた新洞」に残置してあるロープを回収しつつ、あがた新洞とてんご穴の接続を確認するため、あがた新洞から煙幕を焚く。
その後、山狩り(洞窟さがし)をしてから、17:00ごろに下山。

10:05ごろ 洞口近くの右手、あがた新洞接続ポイント候補①で石井さんが煙幕を焚くが、煙の勢いで煙幕の玉が転がっていき、水たまりに落ちてすぐに消えてしまったとのこと。
短時間に噴出したケムリは、洞窟の奥のほうに流れてきたので、候補①はどこにも行っていないのだろう。

10:10ごろ? 接続ポイント候補②のホール上層で、おかざが煙幕を焚いたらしいが、下のほうでは確認できなかった。煙はあっという間に上のほうに吸い込まれていったらしい。
7月に同じ場所で焚いたときは、風向きが逆で、ホールが煙で充満した。
しかし、あがた新洞のほうでは、煙は確認できなかったとのことで、あがた新洞は別の洞窟と結論づけられた。

11:00ごろ 近野・鎌田 本洞ルートの前回のつづき(191~)を測量開始
岡・石井は、いずれか未測量の支洞を測量する

近野・鎌田チーム。開始1時間以内で、スケッチをしていた近野が操作ミスをして、後半の基線がずれてしまう。

具体的な状況:
以前、測量した場所で、後から追加したポイントに200番を割り振ったが、今回の測量で200番に到達してしまい、既存の200番を2000番に変更したのだが、変更したときに「続きのポイントも番号をずらす」の設定にしてしまい、それ以降が全部採番しなおしに。ループ部分をつなげたところなども、お構いなしに採番されたので、どこがどこやらわからなくなった。

気をとりなおして、それ以降の図面は別ファイルを作成した。
基線がずれた場所は、バックアップファイルを見て修正することにする。バックアップは重要!!!

その後は、淡々と測量を進めるが、ループだらけでキリがつかない。17:00にタイムリミットとなり撤収する。

理想的なポイントゲッターの鎌田氏

ジプサム支洞の手前の狭い空間の奥 土の色が違うと鎌田氏が気づく


紫っぽい?赤でしょうか?



18:00 出洞 外は真っ暗で、ミゾレ混じりの雨。地主さんの情報どおり。

18:15 地主さんにカギ返却 リンゴをたくさんいただく。とてもおいしい。
しかし、食べきれないので、帰宅してからコンポートにしました。ごちそうさまです。

ちなみに、高知から通っている石井さんにも、文旦をいただいた。柑橘系果物は大好きだ。皮をドライピールにして食べようと計画している。


鎌田・近野チームの作業区域


岡・石井チームの作業区域


既存の図面は、短期間に作られたので、きっとやり残しがあると思って測量し始めたけど、やればやるほど、既存の図面の正確さに感服する。
限られた装備と時間で、ここまで作ったのはすごい。

あがたさん洞窟さがしの成果
てんご穴の上、あがた新洞のレベルを川の下流方向に進んだところで、-15m竪穴と100m?横穴を発見。2つは近接しており、報告済みのGM13とGM14であることを確認。
もう一つ、-10mの竪穴もあり。


つづく

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。