2019年8月22日木曜日

【夏合宿:島木川&成羽川川下り探索】岡山編(2019/8/13)


活動内容:島木川流域石灰岩帯川下り調査/成羽川川下り探索
入洞洞窟:島木川沿い岩壁でみつかった無名洞窟。 棲龍洞すこしだけ見学
場所:岡山県高梁市 
日程:2019/8/13(火)
参加者:あがた・おか・いしい
使用車両:あがたカー・いしいカー
会計:なし
グルメ:ちらし寿司&巻き寿司、イカの惣菜、しゃぶしゃぶ火鍋
電波:羽山渓休憩所は3Gまたは4Gで電波1本立つ程度。島木川は未確認。
記録:いしい

━AM1000 成羽美術館へ集合。
台風が近づいているとは思えない、のどかな晴天。

前日の土佐での活動を経て脱藩中の縣&おかペアより「30分ほど遅れます」と連絡が入る。
のんびり装備の整頓などして待ち、しばらくして縣カー無事到着。


【活動① 島木川下り-両岸の石灰岩盤帯調査(新洞探索)】

県道の遥か眼下を流れる川へ降りる為、縣さんがロープをセッティングしてくれている間、岡さんと下流地点まで縣カーをデポしに行きました。


「戻ってくるときに、島木川の上流の石灰岩帯がどこまで続いているのかみてきて」とのお達しだったので岡さんを助手席に、ゆっくり速度で運転。
窓から岩場の状況をみてもらう。
森林深く渓谷の岩肌を確認しずらい・・が概ね先程のロープ設置場所から目が届く範囲で石灰岩帯は終わって(途切れて)いるようでした。

当初パックラフトで川を下る予定でしたが、橋の下をのぞき込む岡さんの見立で「水量が少ない。泳いだ方が早いよ。パックラフトが邪魔になると思う」ということに。

さて川の水は、あまり綺麗とはいいがたく、岩場をトラバースするのは苔で滑りそうで難しそうだったので諦めて入水。
泳ぎました。
足のつかない深いところもあり。

基本的に泳ぎは苦手じゃないのです。
しかしハーネスを付けてリュックを背負った状態でしたので、
ことのほかうまく泳げなくて。。。だんだんと顔まで沈没し。。。
ちょっとしんどくなり始めた折に、うまい具合に右岸に木の枝が。
先に上陸してこの様子をみていた縣さんに「木につかまれ!」といわれてとっさにつかんだわけです。


中盤から気付いたんですが、STの防水リュックって荷物満載してても
すごく浮くんですね。
(これはJETだと今更あたりまえだと思いますが、筆者は初心者です)

身体の前でリュックを押しながら、ビート板的に使用する方法をおしえてもらって。なんかこの感じ小学生以来で懐かしいなぁと思いました。

さて、この渓谷の岩壁にぽつぽつと洞口らしきものがみられるようになり、手分けして、奥行きがどうなってるか確認しにいきました。

穴だけ立派で奥行きの無いもの、
高いところにあって一か八かでやっぱり登れないもの、
これといってアタリがなくて探しまわって
縣さんに「ね!新洞探したのしいでしょ!」ポジティブなお言葉をかけていただいたりですね…

そんなこんなしてましたら
岡選手が総延長30mくらいのちょろちょろと水の流れ出る洞窟を発見しました。

足掛かりのある登りやすい2.5mくらいの高さにある洞口(水の少ない滝みたい)を登ると、上方向へと奥に続いているようでした。
入口左側の通路は、外の光が届くテラスのようになっていました。

縣さん「この水は何処から流れてきているんだろう?」と出所を探ってました。
距離は洞口からそれほどないですが、水はどうも最奥の壁からしみ出ている様子。

壁を塞ぐ詰まった枝などを取り除いたら外の光がみえたらしく
どうやら外にある滝の途中部分へ貫通していることがわかり、その滝の水が洞窟内側へ伝って流れ込んでいる、ということでした。(貫通型洞窟)

めぼしい洞窟はここくらいで、
時刻は14時を回っていたので車を停めた県道まで、傾斜きつい林を虻ブヨにまとわりつかれながら登って戻りました。

そのあと、ひんやり涼しい冷気が目視できるほど洞口に漂う「棲龍洞」へ。

夏はやっぱり洞窟ですね
虫もおらず天国です。

この洞窟は県道300号線上に自然に生かしたトンネルの一部となっていました。
ドライブがてら、ちょっと洞窟にでも入りたい気分になった人におすすめです。
(照明は無いのでライトは必須)
また利用します。

短い洞窟なのかと思って、観光名所なのに車の鍵かけてこなかったですけど以外と奥行きがありました。(100m+並行する迷路状の支道。ネット情報。)

モモジロコウモリの子供がぶら下がっていて、ちいさくてなんとも愛らしい。
天井は匍匐前進レベルへと低くなりつつもっと奥まではいれそうでしたが、
岡さん「(コウモリが)子育て中だしもう帰ろうか」となり戻りました。

━昼食後、車で移動。
途中にある観光名所の「夫婦岩」に立ち寄りました。
縣さんは眺望良好なポイントから、遠くの山肌にのぞく地質をチェックしていました。

こういう観察眼が、次の探検へと繋がっていくんだろうな。

【活動② 成羽川川下り探索】

下流の沈下橋に、いしいカーをデポ。
上流のダム付近からパックラフトにて川下り。
水量が少なく浅瀬になってはパックラフトを担ぎ歩き、そしてまた水位があるところにきては漕ぎ出すの繰り返し。
たぶん、全行程の半分くらいは徒歩だった気がしてます。

中盤の大河では、岸の岩壁に小さいながらもいくつか水中洞窟がありました。
パックラフトに乗ったまま進入することができる洞窟もあり、
内部は水平天井やカレンが見られました。

ちょうど洞窟になっているところの真上、なんだか声がするな~と思って見上げましたら、クライミングを楽しまれている方々がいました。

縣さんが気さくに話しかけられて、しばしイイ感じに交流されていました。
クライマーの方々は、我々が乗っているパックラフトに興味を示されたようです。

最後はみんなに手を振って送り出してくださって、なんだかほっこりした気持ちになりました。

━活動終了後
スーパーで鍋の具材など仕入れて広島神石高原町へ移動。
(土砂災害の通行止め箇所が2か所くらいあって迂回したり・・時間がかかりました)

今宵のキャンプ地着。
岡さんプロデュースのしゃぶしゃぶ火鍋を囲みました。
8/13この日はぺルセウス座流星群が見られる日でしたが、原っぱで寝落ちしました。


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