場所:滋賀県
日程:2月5日(水)参加者:まさ、かつお他立命館大学探検部
使用車両:まさカー・かつおカー
会計:なし
グルメ:特になし
電波: 洞口までは電波アリ(docomo)
注意点: 竪穴なためSRT技術必要
多和田の風穴は関西の探検部の学生などがよく訓練に使う洞窟である。
こういう訓練に手頃な竪穴は各地方にあり、例えば関東だと大久保の竪穴、秋吉台だと恵藤穴か無名穴の1ピッチあたりが同じような位置付けか。
さて、多和田の風穴、途中の2ピッチまではSRTというロープを使って降りることができ俺も何回か行っている。
しかし、その先は登攀が必要。
実は洞窟探検家はロープで降りるのは得意だが、登るのはまた少しだけ異なった装備と技術と気合いがいるのでハードルがある。
そのため、近年はその先に行く人はいない状態だった。
そこで今回、立命館大学探検部員と最奥に向かった。
第1 ピッチ、第2ピッチは立命探検部のかつお君のリギング。
続く登攀箇所には、昔に立命探検部がコードテクニックでロープと入れ替えて登っていたという細引きが残されているが、上のアンカーの現在の状態がわからないので使うのは怖い。
また、これとは別の方角から残置のダイナミックロープが垂れ下がっているが、この使い方も不明。
今回は既設のアンカーの使えるものは使って、ダメなものは打ち替えて登攀した。
借りて使ったPETZLアジェストという装備の便利さに驚愕。登攀は筋力が必要だと思ってたが、この装備はかなり軽減してくれる。
登ってからは洞窟は少しロープで降りて、そこからもロープ無しで降りてわりと続いていた。
かなり楽しい活動だった。
ちなみに残置のダイナミックロープ、結局何に使ってたのかわからなかった。
俺の知らない技術あるのかもしれない。洞窟探検技術はまだまだ奥が深い。と思いながら帰った。
後日、細引きを設置したマスター級の洞窟探検家に聞いたが、あれは昔からあって彼も謎だと言う。
何なんだろう…。
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